江戸東京たてもの園に行った
たてもの園に行くのは2回目。前回訪れたのはコロナ禍全盛期の2021年初夏で、立ち入れなかった建物もいくつかあったように記憶している。

少しだけ曇り空。絶好の撮影日和とはいかなかったが、ときおり雲が切れて差し込む光がかえって美しいとも思った。

念願の前川國男邸に足を踏み入れる。

イサムノグチのAkari。高い天井からまっすぐ伸びるコードが格好良い。

ここは書斎。晴れた日、障子越しにやわらかい光を浴びて仕事をする姿を想像した。

寝室のワークランプにはIKEAのテルティアルの趣がある(因果は逆かもしれない)。

去り際、外から中を眺める景色も良かった。どこで何を切り取っても美しい空間。叶うならいつかこんな家に住みたい。

ほかの建物もゆっくり巡った。これはデ・ラランデ邸(声に出して読むと楽しい)の2階。1階部分は現在カフェとして利用されている。

階段の明かりは窓から採られていて、湿度のある光が足下をぼうっと照らす。


住んでみたくなるキッチンや、昔の東京を走っていた電車。撮りたい景色がたくさんある。すれ違う人の半分近くはカメラを持っていて、おっ仲間ですね、と思いながら歩いた。

帰り道、公園で春の写真を撮った。


シャッターチャンスを狙っていると虫も平気になってくる。長く座り込んでいると自然と一体化したのか、腕にてんとう虫がのぼったりして、「写真を撮る」ってこういうことか?と学んだような気がした。