青森旅行記(4日目)

連日ゴジラに襲われる夢を見る。見てきた海、脚の疲れ、震災の痕跡、シン・ゴジラの映像が混ざり合ってあらわれている気がする。良い夢ではない。

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4日間の旅行は今日が最後。雪の降る季節に来てよかった。

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すっきりと晴れている。

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八戸線ワンマン運転で、降りるときは必ず先頭車両から。駅に着くと乗客は一列にならび、先頭の車掌さんに切符を手渡して、あるいは定期券を見せて下車する。

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電車の仕組みが分かり、写真を撮る余裕がある。

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二度目のみなと食堂に到着。最終日に食べておきたいものを考えると、ここが浮かんだ。

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いちばん贅沢な漁師の漬丼を注文する。みなと食堂の海鮮丼は、正直すこし薄味ではある。が、美味い!魚が美味い。卵も美味い。つけあわせの長芋もとっても好き。

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陸奥湊から本八戸まで2駅を歩いた。小学校の通学路が甦る。行きと帰りで1時間、暑くても寒くても歩みを止めれば家に着かないので耐える。学校の近くに住む友人が羨ましかった。

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青森にはなぜか月極「め」と送った看板が多い。

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八戸市美術館に到着。佐藤時啓という写真家の展示をやっていた。

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蕪嶋神社、港の漁船。ここも、あそこも、数日前に見てきた場所だった。

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長時間露光を用いたシリーズ。祭りの熱狂の一過性、瞬間的に頂点へと到達し、冷めてゆく儚さが視覚的に分かる。そうか、写真って、長さを持った時間を切り取ることもできるのね。

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飲食可能・Wi-Fi利用可能なオープンスペースをしっかりと確保していて、休憩や談話を誘う設計だった。

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また歩く。八戸市博物館を目指した。美術館からは徒歩30分、素直にバスを使えばもっと近い。

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絶妙なラインを攻めた展示の数々に出会う。

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これがあの、石棒。

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土器を組み立てるパズルに挑戦したが、さっぱりできなかった。適性が無い。あらためて展示品を見ると、復元の苦労が思われる。

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ふらりと立ち寄った安藤昌益資料館がなかなか良かった。300円の入館料で、ガイドさんの熱のこもった説明がたっぷり聞ける。

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悔いが残らないよう、ラピアも制覇する。ラピアは本八戸駅近くにあるショッピングモールで、全てのバスはラピアに通ず、と言いたくなるほど八戸市にはたくさんのラピア行き路線が走っていた。

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ゲームセンターの規模が想像以上に大きく、建物内に現れるバイキングに驚く。今更ながら乗っておけばよかったかもしれない。

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バスまでの時間は駅の待合室で過ごす算段だったが、19時には既に閉まっており利用不可。あわてて駅徒歩2分の猫カフェへ。一日の終わり、猫たちもお疲れモードだった。

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東京行きのバスに乗る。目が覚めれば新宿。初めての青森はとても楽しかった。